和光紙器

和光紙器株式会社

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2023.10.18
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環境に配慮した梱包材メーカーへ「和光紙器はものづくりで進化し続ける」

和光紙器が扱う包装資材(梱包材)は、お客様が大切に作られた商品を安全に、そして効率よく輸送し、保管スペースを有効活用するために必要な「工業用包装資材」です。

段ボール製の輸送箱
緩衝性がある内装材
効率よく輸送可能なトレー
何度も使える輸送箱

┃環境に配慮した包装資材

和光紙器の設立当時は工業向けの「段ボール加工」を行っていました。なにせ社名に「紙器」とつく会社ですから、当然ですね(笑) そうした原点である段ボール加工は今現在も継続しております。

段ボール加工に加え、商品の安全を守るために使われる「発泡緩衝材」の加工、また廃棄プラスチックで包装資材を作ることにこだわった、サーキュラーエコノミーへの取り組みにも役立つ環境に配慮した包装資材「Polyecolene®シリーズ(ポリエコレン)」の開発及び製造も行っています。

昨年、当社は設立60周年を迎え、私たちができる「ものづくり」の企業、そして包装資材メーカーとして進化し続けてまいりました。

旧本社(1990年前後)
旧岩槻事業所(1990年前後)

これまでの軌跡の内、今から15年ほど前に社内で話し合ったことがあります。それは「包装資材」という商材は永遠に使われるのではなく、役目を果たした後は不要になる存在であり、近い将来、廃棄問題や環境問題が業界で問題になっていくのではないか? という議論です。

┃リサイクル資源の活用

そうした将来のリスクヘッジとして、2009年、三重県鈴鹿市にリサイクル資源の活用に特化した真空成形品の一貫製造工場を立ち上げました。当時はリサイクル資源のみで作られた包装資材・工業用トレーはあまり受け入れていただけず、リサイクル100%にもこだわったため、安定した押出シート製造・真空成形での製造が難しく、失敗の連続でした。

しかし、先ほども言ったとおり環境問題の「将来のリスク」に向き合うため、活動を継続してまいりました。諦めずに前を向き、研究・開発を進めてきた従業員の情熱、真空成形の知識を惜しみなく開示してくださったパートナー企業様のご協力、そういった積み重ねがあったからこそ、今求められている「環境にやさしい梱包材」に対応できる商品を製造・販売ができているのだと思います。

今年は、100%リサイクル材であってもプラスチック使用量を削減させるために開発した「再生材」と「バイオマス材」を掛け合わせたハイブリットサステナブルマテリアル「Polyecolene®Biomass」の開発に成功し、環境に配慮した「エコなパッケージ」で使えるエコな梱包材として製造・販売も開始しました。

復元性が高い
保管スペースを削減できる
2023年も新たな商品を開発

和光紙器はこれからも持続可能な廃棄プラスチックを活用し、新たな資源を生み出さない「地球に優しい梱包材」、そして地球環境に配慮できる「ものづくり」をもって、お客様のサーキュラーエコノミーへの取り組みやCO2削減に活用できる環境に配慮した梱包材のご提案をしてまいります。

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